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プロフィール
シェルテ
平成4年11月20日生まれ さそり座 血液型O型 現在高校3年生 自称ゲーマーなんだけど周りから見たらオタクなのかも…。 基本的にゲーム、アニメ、マンガは好き。 攻略本を読むのが趣味。 好きなゲーム キングダムハーツ、ぷよぷよ、ポケモン、カービィ、どうぶつの森、ファイナルファンタジー、チョコボ、スカイガンナー、クラッシュ、スパイロ、スーパーマリオ…まだあるかも…。 好きなアニメ・マンガ NARUTOとかハガレンとか荒川UBとか… どうぞよろしくですー☆
オーナーへメッセージ

2008年09月19日

No.8 静かな川の孤独なポケモン

「ハァ…」
ここはトキワシティの近くにある静かな川。リーラヴはそこで釣りをしていた。

『釣れないねぇ…』
チコリータはつまらなそうな顔をしているリーラヴに話しかけた。
「一度釣りをやってみたいなぁって思ってたんだけど…」
そう言いながらリーラヴは釣竿を引き上げた。しかしそこにエサはなかった。
『また知らない間に食べられちゃったの?』
「だろうね」
リーラヴは新しいエサをつけて釣竿を ぶん と振った。 ポチャン 
ちなみに釣りを始めてからもう3時間は経っている。

「…」
『…』
「あー…もう!なんかイラつく!話しようよ、うん」
と、リーラヴは叫んだ。
『そうだね。…そういえばあのたまご、中身なんなんだろう』
それを聞いたリーラヴはリュックからたまごを出した。そのたまごの模様は…
太陽や雲、雷、風とかのマークみたいなものだった。
「ホントになんなんだろ…」
リーラヴはたまごを見つめた。そのたまごはたまに少しだけど動いている…
ような気がした。そしてリーラヴはニコッと笑って
「早く産まれてこないかな♪」
と言った。

「あ!」
リーラヴたちの後ろのほうで声がした。リーラヴとチコリータはびっくりして
反射的に後ろを向いた。そこには15歳くらいの少女がいた。
その少女は黒髪でここらへんでは見ないような服を着ていた。それだけでも珍しいのに
少女の目は明るくて透き通ったきれいな赤色だった。そんな色の目を持つ人は初めて見た。
「あの…隣座ってもいい?そこよく釣れるんだ♪」
少女はリーラヴに話しかけた。
(よく釣れる…?全然釣れないんだけどなぁ)
リーラヴは首をかしげながら
「うん。いいよ」
と言った。少女はリーラヴの隣に座って釣りの道具を出した。
リーラヴのと違って本格的で高そうなものだった。
「ごめんねっ急に。私、この場所気に入ってて…」
少女は釣りの準備をしながらそう言った。
「いいよ、全然…あ、あたしね、リーラヴっていうの」
話題を無くしたリーラヴは慌てて言った。
「ふ~ん。私はロイヤ!よろしくねっリーラヴちゃん」
ロイヤはニコッと笑った。

ロイヤは慣れた手つきで釣りをし始めた。すると10分後にコイキングが1匹釣れた。
まぁロイヤはたんに釣りを楽しんでいるだけなので釣れてもすぐ逃がしてしまうが。
「…あの…ロイヤさん…あたしに釣りを教えてください!」
リーラヴは思いっきり言った。ロイヤはクスッと笑った。
「いいよっ教えてあげる!あと呼び捨てでいいからね」
ロイヤはリーラヴのバケツを見ながら言った。当然ながらバケツには水しか入っていない。

1時間後…。 ポチャン
「そうそう!いい感じよ。リーラヴちゃん!あとはかかるのを待つだけ」
「うん!ありがとう、ロイヤ!」
そのころチコリータは居眠りをしていた。
「釣りをしているときはなるべく静かにして集中するの。そうすればそのうち…―あ!」
ロイヤは釣竿を指差した。釣竿の糸がピクピク動いていた。
 グイ 急に釣竿が水中へ引っ張られた。
「うわっ!?」
「かかったのよ!糸引いて!」
リーラヴは慌てて釣竿を引っ張った。
「チコリータ!起きてよ!」
リーラヴは叫んだ。チコリータは バッ と体を起こした。
『えっ何!?かかったの?すごい!』
「うん…それっ!!」
リーラヴは釣竿を思いっきり引っ張った。 バシャァ 水中からポケモンが現れた。

「ヒンバスだわ!ここらへんじゃよく釣れるけど…」
ロイヤは即座に言った。そこにはいかにもノロそうなヒンバスがいた。
そのヒンバスはゆっくりと顔を上げリーラヴたちを見た。
『また釣られちゃった…』
「?」
「どうしたの?リーラヴちゃん?」
少し戸惑っているリーラヴにロイヤが聞いた。
「…また…?」
ヒンバスは悲しそうな目でリーラヴたちを見ている。
『どうせボクなんて相手にしないんだろうな。トレーナーはみんなそうだ。
ここじゃヒンバスなんてたくさんいるからいらないって…』
「…このヒンバス…オスかな…」
リーラヴが呟いた。
「どうしてわかるの?」
ロイヤは不思議そうな顔をしている。
「なんとなく。それにボクって言ってるし…」
「え!?」
ロイヤは驚いた顔をしてリーラヴを見た。
「…どうしたの?…あ、あたしポケモンの言葉がわかるのっ」
ロイヤが驚いた理由がやっとわかったリーラヴは慌てて言った。
「ポケモンの言葉が!?すごい!じゃぁあのヒンバス君はなんて言ってるの?」
ロイヤはヒンバスを指差した。
「…ボクは相手にされない…って」
『きみ…ボクの言葉がわかるの?』
2人の会話を聞いていたヒンバスはこっちに近づきながら(ぴちぴちとはねながら)そう言った。
「うん…釣られてもゲットされないから寂しかったんだね…」
リーラヴは静かにそう言った。
『…きみはどうなの?』
「えっ!?」
『きみはボクをゲットするっていうのかい?』
ヒンバスはリーラヴを見つめた。その目は人間を信用していない目だった。  

Posted by シェルテ at 20:32Comments(0)TrackBack(0)物語『Believe』

2008年09月19日

No.7 旅立ちの日

 ガチャ オーキド研究所の扉が開いた。
「ん?何だろ…?」
リーラヴとオーキド博士はその音に気付き、玄関に行った。そこにいたのは…
「チコリータ!…とマリィ!」
『リーラヴ…』
チコリータは何を言えばいいのかわからなかった。
「チコリータ!帰ってきてくれたのね!」
リーラヴはそう言ってチコリータをギューっと抱きしめた。チコリータの顔が明るくなった。
『あの~お取り込み中悪いんだけどぉ、おまけみたいな言い方やめてくれる~?』
マリィは不満そうな顔をしてリーラヴに言った。
「アハハ…ごめん☆」
リーラヴは笑いながら言った。

「さてと、チコリータ!もう旅の準備は出来てるんだ!!」
リーラヴはチコリータが帰ってきたらすぐに出れるように準備をしていたのだ。
「行こ!チコリータ!」
リーラヴは早く行きたいようだ。
『ちょっと待って』
そんなリーラヴをマリィが引き留めた。そしてくるっと半回転し、チコリータを見た。
『チコリータ。もう1度勝負しない?今度は本気でさ』
『えっ!?』
「うん。そうだね」
リーラヴは強気な顔をしてそう言った。しかしチコリータは逆だった。
『そっそんなっ私…』
チコリータは一瞬断ろうとした。でも断れなかった。逃げたくなかったから。
『…私…やる。…絶対マリィさんに勝つ!』
「そうと決まれば…早速!」
リーラヴたちは外に出た。

「よし。チコリータVSマリィ!スタートじゃ!」
オーキド博士が大声を上げた。

マリィがみずでっぽうを発射した。
「チコリータ!よけて!」
 タッ チコリータはみずでっぽうをよけた。どうやら前のバトルで
マリィの攻撃が直線的だということに気付いたらしい。
『じゃぁこれをよけれるかしら!?』
マリィから冷気が発せられた。
「冷凍ビーム!?チコリータ!気をつけて!」
マリィの冷凍ビームが強力だということはオニスズメの件で十分わかっていた。
チコリータは息を飲んだ。 カッ 冷凍ビームが発射された。
チコリータは地面に這いつくばって、ギリギリのところでよけた。
「フー。危なかった」
しかしすぐにマリィが攻撃してきた。マリィのしっぽが光り、硬質化した。
「アイアンテール!?」
マリィはそのしっぽをブンと振り下ろした。チコリータは反応できなかった。 ドーン
『きゃあっ』
チコリータは攻撃をまともに受けてしまった。マリィはすぐに冷凍ビームの準備をした。
(まずい…今、冷凍ビームが当たったら…!)
しかしチコリータはまだ体勢が整っていない。
発射。冷凍ビームはまっすぐチコリータへ向かっていく。

どうしよう…。よけないと…。でも、体が…動かないよ…。私…やっぱりダメなのかな…。
だんだん冷気が強くなってくる…。でも…勝ちたい…。変わりたい。
強く…強くなりたいっ!!
「チコリータ!!」

冷凍ビームはチコリータがいるところを通過した。そこにチコリータの姿はなかった。
 シュッ チコリータがマリィの後ろから攻撃した。チコリータはほぼ一瞬で
マリィの後ろに移動していたのだ。
「これは…でんこうせっか?」
それだけではなかった。チコリータはマリィに直接攻撃はしていなかった。
(これは…?)
リーラヴの足元にはっぱが落ちていた。それはここらへんの植物にはないはっぱだった。
「もしかして…はっぱカッター?」
リーラヴはチコリータを見た。チコリータはパチンとウインクした。
「チコリータ…」
そう、チコリータはでんこうせっかとはっぱカッターを使えるようになったのだ。

『まだ…勝負はついてないわよ!』
マリィはハァハァ言いながらそう言った。効果抜群の技を不意に受けたためか
相当ダメージがあったようだ。マリィは丸くなった。
「!!チコリータ!ころがるだわ!」
リーラヴが叫んだ。リーラヴが言ったとおりマリィはころがるを使ってきた。
「チコリータ!はっぱカッター!」
 シュッ しかし攻撃ははずれた。
(ころがるのスピードが速くて攻撃が当たらない…それなら!)
「チコリータ!でんこうせっかで反対側へ!」
『わかった』
 タッ チコリータはマリィの後ろに回った。
(あのスピードだとそう簡単には方向転換できないハズ!)
リーラヴの読みどうり、マリィは方向転換に手間取った。
「今よ!はっぱカッター!!」
『いっけぇ!!』
 シュッ はっぱカッターはマリィの体に当たった。回転が徐々に弱まっていった。
 バタッ
『ふえぇ~目が回るぅ~』
マリィはそのまま気絶した。

『うあぁ~?』
しばらくしてマリィは目を覚ました。
「マリィ!大丈夫?」
『うん』
マリィは体を起こした。
『あ~あ、負けちゃったぁ。うちもまだまだだね…チコリータ、あんたはよくやったよ』
『えっ』
チコリータは顔が赤くなった。
『もっと自信持っていいんだよ。あんたなら強くなれる…そんな気がする』
『マリィさん…ありがとう』

「バトルもしたことだし、そろそろ行こっか。チコリータ」
『うん。そうだね。…あれ?あのおじいさん(オーキド博士)は…?』
みんなは周りを見回した。しかしオーキド博士の姿はなかった。
するとオーキド博士がドタドタと急いでやってきた。
「リーラヴ君!これを…」
オーキド博士は赤くて四角いものを出した。
「あ!これ、ポケモン図鑑だぁ!」
リーラヴはそれを手にした。
「トレーナーには必要なものじゃろ?」
「うん!」
リーラヴはうれしそうに言った。
「あと…これも持っていってくれ」
オーキド博士は丸いものを出した。それはあの、リーラヴがキャッチしたポケモンの卵だった。
「えっ!?いいの?研究に使うんでしょ?」
「まだ2個ある。それにこれはリーラヴ君がいなかったら割れていたかもしれんしな。
だから…リーラヴ君、きみが持っていてくれ」
リーラヴは卵を受け取った。
「ありがと。オーキド博士!…じゃ、行ってきまーす!!」

リーラヴはうれしそうに扉を開けた。ポケモンマスターへの道の
第一歩を今、歩みだしたのである。
リーラヴとチコリータ。1人と1匹は決意した。ともに強くなることを。
それを信じ、努力し続けることを誓い、旅立ったのである。  

Posted by シェルテ at 20:30Comments(0)TrackBack(0)物語『Believe』

2008年09月18日

FFⅧ対策本部 2回目(前)

さあさあ2回目です。長ったらしいので前半と後半に分けました。
次の強敵…それはボスじゃない!!(えぇ~)
でもディアボロスより強いんじゃないんですか?
はっきり言ってノーマークでしたよ、奴がこれほど強敵とは…。

さぁその相手とは…?
答え言っちゃうと面白くないので、いろいろ御託を並べて…。

この頃になると、もうガーデンは動きます。
なのでチョコボの森に行ったり、レアカードを求めてさまよったりしてるわけです。
(バラムにガルバディアが攻めてることは知ってるけどシカトしてます)
さて、ここであたしは、今ゲットできるG.F.をゲットしてやろうと思いました。
ちなみにこの時持っているG.F.は
ケツァクウァトル、シヴァ、イフリート、セイレーン、ブラザーズ、ディアボロス、カーバンクル、リヴァイアサン、(乱入型 チョコボ、フェニックス) です。

さてあたしが訪れたのはセントラ遺跡。ここには2体のG.F.がいます。
まずは乱入型のオーディン。これは別に何の苦労もなく終わりました。
まぁ、時間制限はイヤだったけど、ミサイル基地の自爆装置を10分に設定したあたしには関係なーい!!
とにかくオーディンを倒し、時間制限を解除して、2体目に取り掛かるシェルテ。
2体目は…そう奴だ…。奴をゲットするには「王様」を倒さなきゃいけないわけですが…。
「王様」は奴を20匹倒さないと現れません。
ちなみにあたしはまだ「王様」には会ってませんよ。

さて、奴と戦う前のあたしはというと…
  ま、20匹も倒さなきゃいけないってコトは、そこら辺の雑魚と一緒だよね~。倒してもAP1しかもらえないし。
と思っていました。しかし攻略本でHPを見てみると…
1万超えとるやん…
今までにボス以外でHP1万超えしえいたのはあの恐竜ちゃん(名前忘れた)ぐらいしかいない…。
しかも恐竜はほとんどカードで倒してたけど、奴はカードで倒すと20匹の中に入れてもらえない!!
それに恐竜ちゃんには弱点(冷気)があったけど、奴には弱点がない!!
しかもステータス変化等は効かない!割合ダメージ以外効かない!!
まだ戦ってないのに攻略本見ただけで苦戦を強いられることになる気がした。
まぁ、実際かなり苦戦したけど。
さらにイラっとしたのはオーディン。あいつ、他の場所じゃ勝手に出てくるくせに自分がいたセントラ遺跡にはまったく出てこない!!

とにかくあたしは奴に振り回されるのである…。
奴…そう、トンべリに…。

(前半終了。後半はトンべリとの死闘を語ります!!)  

Posted by シェルテ at 21:38Comments(0)TrackBack(0)ゲーム

2008年09月16日

FFⅧ対策本部 1回目

タイトル意味わかりませんよね…。
ファイナルファンタジーⅧに出てくる強敵をいかに安全に、速く倒すか、という対策を練ることなんですけど。
(シェルテはFFシリーズはⅧしか持ってないので、他のがわからない分、Ⅷについては知識が深いのである。)
で、なぜ対策本部の話をするかというと…ただ書きたかっただけです。
あたしが今どれだけ必死でFFⅧのエンディングを見ようとしているのか、知らしめようと…(?)

今、ガーデンが動くようになって、バラムをほったらかして色々旅しています。
今までに対策本部は3回置かれました。
1回目は初任務を受けた直後、ディアボロス戦。
とにかく早くぶんどるが使えるようにしたかったあたしは、まだG.F.が4体(ケツァクウァトル、シヴァ、イフリート、セイレーン)
という状況でディアボロスと戦いました。ハイ、ボロ負けしました。
特殊技の連続(主にゼル)で粘ったんですけどね~。
ディアボロスにグラビデをかけられればかなり楽なんですけど。
でもそんな始めの方にグラビデなんて魔法持ってるわけないじゃないですか。
だからドローするしかないんですよ。はなつは意味ないけど。
でもなかなかドローできないんですよ、これが。
しかもディアボロスは通常攻撃でも(その頃のあたしからすれば)結構強い。

…あたしが提案した作戦は…。
名づけて「暗闇の中のディアボロスとケアルの中のスコールたち作戦」!!
まずデイアボロスにはブラインを使って、暗闇状態になっていただきます。
これで通常攻撃を受ける回数を減らします。
しかし、これでもグラビシャ等は必ず受けてしまいます。
そこで、ダメージを受けたら即ケアルで回復するのです。
このバトルでは大量にケアルを使いそうなので、限界までケアルをケダチクからドローしておきました。
そして後はG.F.でけちょんけちょんにするのです!!

この方法で戦ったところ、割と安全に倒すことができました。
しかも思ったほどケアル使わなかった…。(…いいのか悪いのか…)
ただ、ぶんどるまでの道のりは長かった。…サイファー戦(1回目)には間に合わなかったのです。
しかし、さらなる強敵がいることを、シェルテは知らなかったのである。

FFⅧ対策本部 2回目に続く…
  

Posted by シェルテ at 23:46Comments(0)TrackBack(0)ゲーム

2008年09月08日

No.6 信じること

翌日。
「リーラヴ君、どうするんだ?待つのか?それとも…」
オーキド博士は心配そうに言った。しかしリーラヴはどうするかしっかり決めていた。
「待つよ。帰ってくるのを」
リーラヴは静かに言った。
「そうか…しかし…」
オーキド博士はコホンと咳払いをし
「帰ってくるのかわからんのじゃぞ」
と言った。リーラヴはオーキド博士の方を見た。
「帰ってくる。きっと…ううん、絶対!…あたしね、あの子となら強くなれる気がしたの」
オーキド博士は何も言わなかった。
「リーラヴがしたいようにすればいい」
そう言ってオーキド博士はいつものように研究所のポケモンたちを見て回りに行った。

一方、チコリータは…
『きゃあ』
チコリータはオニスズメたちに追われていた。
『勝手に俺たちの巣に入りやがって!』
『知らなかったの!だからっ…』
チコリータは走りながら必死に抗議した。しかしオニスズメたちは頭に血が上り、
チコリータの声が全く聞こえていなかった。
『わっ』
チコリータは木の根っこに足を引っ掛けて転んでしまった。オニスズメが一斉に襲い掛かる。
チコリータはもうダメ、と思い、目をぎゅっとつぶった。そのときだった…。
 ビシャアァ オニスズメたちに大量の水がかかった。
『なんだっ!?』
そこには…マリィがいた。
『なんだかんだと言われたら答えてあげるが世の情け!マリィ!』(パクリやん!?)
かっこよく登場したつもりのマリィはいい気になって叫んだ。
『弱いものいじめはそこまでっ!この正義の味方、マリィ様が来たからには…』
すると1匹のオニスズメがマリィを思いっきりつついた。マリィはお空へ飛ばされた。
 ボテッ マリィが落ちた。
『まだセリフの途中だったのに…貴様ら…許さないんだから!』
マリィはキッとオニスズメたちを睨みつけた。そしてマリィは口をめいっぱい開けた。
そこから冷気を帯びた光線が発射された。
オニスズメたちは『げっ』っと言って逃げようとした。しかしすぐに追いつかれた。
『ヒィッつめ…』
オニスズメたちは氷付けになり、動かなくなった。

マリィはフンッと鼻を鳴らしてチコリータの方へ行った。
『大丈夫?』
チコリータはマリィのほうを見た。
『うん…どうしてここに…?』
『ちょぉっと散歩~♪フッ今の戦い、タスクのやつに見せてやりたかったな~』
チコリータの周りに?が飛び出た。
『たすく?たすくって?』
『あ~タスクっていうのは…うちのトレーナーだった人』
チコリータの周りの?が1つ増えた。
『だった?それって…まさか…』
『ソッ捨てられたの。そいつに』
チコリータは目をまんまるに開いた。
『そんな…どうして?そんなに強いのに…』
それを聞いたマリィはクスッと笑った。
『うち、昔メッチャ弱かったモン。野生のコイキングにすら勝てなかったし』
『えっ!?うそっ』
『うそじゃないよ~。強くなったのは捨てられたアトだし』
チコリータは愕然としていた。
『でも…どうやったらそんなに強く…』
これがチコリータの1番聞きたいことだった。マリィはしっかりとした口調でこう言った。
『信じて努力した。ただそれだけ』
その言葉がどれだけチコリータに勇気を与えたことか…。
その言葉はチコリータの心に強く響いた。

それだけ…?ほんとに?
あたしにだってコイキングを倒す自信くらいはある。でもマリィさんは倒せなかった…昔は。
でも今はこんなに強くなって私の目の前にいる。これはほんとのこと?うそじゃなくて…?
でもね、なんでかわからないけどマリィさんがうそついてるとは思えないの。どうしてかな?

『最初はさ、うちなんかが強くなれるかって思ってたんだ。でもじぃさん(オーキド博士)が
 “ポケモンには無限の可能性がある”って言ってくれたんだ。こんなうちを
 拾ってくれたじぃさんにしてあげられることは強くなることだけだった。うちにとって、
 じぃさんは大切な存在なんだ。じぃさんのためにも…強くなりたかったんだ』
話を終えたマリィはチコリータをチラッと見た。
『ちょっチコリータ!?どうしたの!?』
マリィはかなりあせった。チコリータは涙を浮かべていた。
『感動しちゃって』
『こんな話にぃ?涙もろいんだね~』
マリィはフーと息を吐いた。

そしてチコリータは涙を拭き、こう言った。
『私…やっぱり強くなりたい。…私…』
『リーラヴと旅に出る?』
マリィはチコリータの言葉をさえぎるように言った。
『でも…もういないんじゃないの?』
チコリータは下を向いた。
『あんなこと言っちゃったし…』
マリィはクスッと笑った。
『リーラヴ、チコリータが帰ってくるのを待つって言ってたよ?』
チコリータはパッと顔を上げて、マリィのほうを見た。
『帰る?チコリータ』
『うん!』
2匹はオーキド研究所に向かって歩き出した。

チコリータは決心した。
強くなる。私のためにも。そして、リーラヴのためにも。
信じて努力する…ただそれだけ。  

Posted by シェルテ at 22:09Comments(0)TrackBack(0)物語『Believe』

2008年09月08日

No.5 初バトル

『行くわよ!』
マリィはチコリータにたいあたりをしてきた。
「チコリータ!よけて!」
『わっ』
チコリータは慌てて攻撃をよけた。
『よけられたか…これならどう!?』
マリィは口を開けた。マリィが使える技をほとんど知っているリーラヴはすぐにわかった。
「みずでっぽうが来るわ!」
マリィの口から水が勢いよく飛び出し、チコリータへ向かって行った。
「チコリータ!」
『きゃぁ!』
チコリータは怖がってすぐに後ろを向いて走り出した。
「!後ろじゃなくて横によけ―」
しかし水はすぐにチコリータに追いついた。しかも急所に当たってしまった。
「チコリータ!大丈夫!?」
『う…なんとか…』
すると休む暇もなくマリィがたいあたりをしてきた。
『わぁ!』
チコリータはその攻撃をよけた。
「チコリータ!こっちもたいあたりよ!」
『うんっ!とりゃぁ!!』
チコリータは全身の力を込めてたいあたりした。
しかしマリィはでんこうせっかでそれをなんなく回避した。
『うわあぁぁ』
チコリータはそのままの勢いで地面に突撃した。 ガンッ バタ…
「チコリータ!?」
『も…もうダメ…』
チコリータは気絶した。

「…ータ…」 あれ…何か聞こえる…。
「…チコ…」 私を呼んでる…?
「チコリータ!!」『うわぁっ!?』
チコリータが目を覚ましたとき、目の前にはリーラヴの顔があった。
「よかった~。やっと気がついた。大丈夫?チコリータ」
『う…うん。私どれぐらい寝てたの?』
リーラヴは時計を見た。
「う~ん。2時間ぐらいかな?」
『2時間!?』
たしかに時計を見ると12時ぐらいだったのが14時になっている。

「残念だったね↓でも初めてなんだし…次があるよっ」
リーラヴはニッコリ笑った。
しかしチコリータは黙って下を向いた。
「…チコリータ…?」
リーラヴの顔が心配そうな顔になった。
『ホントに…』
「え?」
『ホントに私なんかが強くなれるの!?』
チコリータは叫んだ。
『全く攻撃が当てられなかった!しかも地面にぶつかって気絶だなんて…
 それに!相性的には私のほうが有利なんだよ!?それなのに…』
 ポタッ チコリータは涙を流していた。
「チコリータ…」
リーラヴは何て言ってあげればいいのかわからなかった。
するとチコリータはくるっと後ろを向き、トボトボ歩き出した。
「どこ行くの!?」
チコリータは暗い声で答えた。
『出てく…』
「えっ!?」
リーラヴはすぐに止めようとした。しかしチコリータはリーラヴを振り切り、
玄関まで行った。そして力の限り叫んだ。
『もういいよ!私にかまわないで!ここにはいっぱい私なんかより強いポケモンがいるでしょ!?
 私なんかほっといて他のポケモンと旅すればいいのよ!!』
「そんなっチコリータは強くなりたいんでしょ!?」
『どうせ強くなれないよ!それなら誰にも迷惑かけないように出てくんだから!』
チコリータはそう言い残して走り去って行った。
「チコリータ…!」
リーラヴはそう叫んだ。でも追いかけようとはしなかった。

どうして追いかけなかったんだろう。自分でもわからない…。
チコリータが去った後、リーラヴはずっと自分の部屋の窓から外を見ていた。
チコリータが帰ってくるのを待った。

『ハァハァ…』
町の外までずっと走っていたチコリータはさすがに息が切れていた。
しかも、この日はカンカンに晴れていた。まるで日本晴れを使ったときみたいに。
チコリータの体からは汗が滝のように溢れ出た。
チコリータは近くにあった大きな木の下で休むことにした。
『これからどうしよう…』
どこか寝床を探さなくちゃ…。どこがいいのかな…洞窟とか?
ううん…洞窟には絶対ポケモンがいる。ポケモンがいないところ。人間もいないところ。
誰にも迷惑をかけない場所。誰もいない、孤独な場所。

その日の夜。チコリータは結局その木の下で寝ることにした。
しかし、昼間のあの暑さとは対照にこの夜はとても冷えた。温室育ちのチコリータに寒さが襲った。
『寒いよぉ…』
チコリータは力なく言った。そして空を見上げた。
そこにはまんまるで大きな月と今にも消えそうな光を放つ星たちがあった。

そういえば、リーラヴの手は温かかったな。手だけじゃない…心も…。
チコリータはそう思った。  

Posted by シェルテ at 22:08Comments(0)TrackBack(0)物語『Believe』

2008年09月08日

No.4 旅立つ前に

リーラヴとチコリータはオーキド研究所に向かっている。
『ねぇ、その研究所に行ったらどうするの?』
「う~ん。旅の準備しなきゃね~。…あ、そうだ!
 ちょっと特訓してかない?ポケモンたくさんいるし」
『特訓?別にいいけど』
「よ~し。じゃあ決まり!」
そう話している内にマサラタウンに着いた1人と1匹。

リーラヴたちは研究所に入った。
『わぁ…広い』
チコリータは驚いているようだ。
「あっオーキド博士!」
リーラヴは走ってオーキド博士のところに行った。チコリータはすぐにリーラヴを追った。

オーキド博士は手に3つの丸いものを持っていた。
「おお!リーラヴ君か」
オーキド博士がリーラヴのほうを向いた。そのときだった。
1つの丸いものがオーキド博士の手から転げ落ちた。
「あっ!!」
リーラヴは地面すれすれでそれをキャッチした。
『ナイスキャッチ!』
でも体制を崩してドテッと転んでしまった。
「いったぁ~」
「大丈夫かっ!?リーラヴ君」
「うん。大丈夫だよ…博士、コレ何?」
リーラヴは今キャッチした丸いものを見て言った。
「おぉ。コレは卵じゃ。ポケモンのな」
「えっ!?」
『ポケモンの!?』
リーラヴもチコリータもびっくりしている。
「いつものように研究所のポケモンたちを見て回っておったらな、それが落ちていたのじゃ。
しかも3つあったんじゃよ」
「へぇ~何のポケモンが産まれるの?」
その質問にオーキド博士はため息をついた。
「それがわからないんじゃよ」
リーラヴはキョトンとした。たしかにオーキド博士はポケモンの研究より
川柳のほうが有名だが今までリーラヴが聞いて答えが返ってこなかったことはなかった。
(オーキド博士にもわからないことがあるんだ…)
「それより、さっきは卵を落とさずに済んでよかったの…」
「割れちゃうかもしれないもんね…ハイ、どうぞ」
リーラヴはオーキド博士に卵を渡した。

「ところでそのチコリータはどうしたんじゃ?…あ、学校でもらえるんじゃったな」
「うん。この子と旅することにしたの」
「そうか…で、すぐに出るのか?」
リーラヴは首を振った。
「ううん。まだ全然準備してないの。それに少しトレーニングしてから
 行こうかな~って思ってるの」
オーキド博士はうん、うんとうなずいていた。
「それはいい考えじゃな。そうするといい」
「うん。チコリータ!早速トレーニング開始よ!」
『うん!』
リーラヴとチコリータは走ってオーキド研究所の庭(?)に行った。

「さてと、やっぱり1番いいのはポケモン同士バトルすることだと思うんだよね~。
 …相手になれそうなポケモンいるかな~」
リーラヴは辺りを見回した。
「あ!マリィ!」
リーラヴは池のほうを見て言った。そこにいたのはマリルだった。
『リーラヴ!どうしたの?』
マリィはリーラヴたちのほうに歩いて来た。
「あのねマリィ。ちょっと相手してほしいの。今からこの子のトレーニングするの」
『そっか、いいよ。退屈してたとこだし。はじめまして、チコリータ!
うちはマリルのマリィ。よろしくね』
『よろしく…』
チコリータは少し顔が赤くなっていた。
(こういうのあんまり慣れてないんだな…)
「じゃあ、早速始めよっか!マリィ、チコリータはバトル初めてだから手加減してよ」
『はいはい…あ、チコリータはどんな技使えんの?』
『え!?あ…実はたいあたりとなきごえしか使えないの…』
『えっ!?』「えっ!?」
マリィとリーラヴは同時に声を出した。
『ごめんなさい…』
リーラヴは慌ててフォローした。
「いいのいいの!これから強くなれればいいんだからさ!」
マリィもフォローに回った。
『そうよ!これからこれから!』
『うん…』
「さっ始めよっ!」  

Posted by シェルテ at 22:05Comments(0)TrackBack(0)物語『Believe』

2008年09月08日

このブログって一体…(汗)

また更新せずにほったらかしにしてしまいました…。
…はっきり言ってあたしがホームページがほしかったのは物語を書きたかったからです。
と、言うわけで、これからは物語を中心としていきたいと思います。
気が向いたら日記やゲームの話もしますよ。

そういえばこのブログの名前やあたしのHNの由来って書いてないですよね?
この機会に書いておきます。
「ファンタジー・グレイシス」 ファンタジーはほっといて、「グレイシス」って何?
と思った人いるんじゃないですか?
実は「グレイシス」はあたしが作った物語のタイトルです。
一番気に入ってる物語で、書くのは不可能な物語なんです。(とあるゲームを基本としているため)
そして「グレイシス」はその物語の主人公、「シェルテ」の苗字でもあり、もっと深い意味もあり…。
そうです、HNの由来はそこです。
自分も「シェルテ」みたいなキャラになれるといいな、と思ってそれにしたんです。
あー、できればグレイシス書きたい…。絶対、途中で挫折すると思うけど…。  

Posted by シェルテ at 22:02Comments(0)TrackBack(0)