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プロフィール
シェルテ
平成4年11月20日生まれ さそり座 血液型O型 現在高校3年生 自称ゲーマーなんだけど周りから見たらオタクなのかも…。 基本的にゲーム、アニメ、マンガは好き。 攻略本を読むのが趣味。 好きなゲーム キングダムハーツ、ぷよぷよ、ポケモン、カービィ、どうぶつの森、ファイナルファンタジー、チョコボ、スカイガンナー、クラッシュ、スパイロ、スーパーマリオ…まだあるかも…。 好きなアニメ・マンガ NARUTOとかハガレンとか荒川UBとか… どうぞよろしくですー☆
オーナーへメッセージ

2008年09月08日

No.4 旅立つ前に

リーラヴとチコリータはオーキド研究所に向かっている。
『ねぇ、その研究所に行ったらどうするの?』
「う~ん。旅の準備しなきゃね~。…あ、そうだ!
 ちょっと特訓してかない?ポケモンたくさんいるし」
『特訓?別にいいけど』
「よ~し。じゃあ決まり!」
そう話している内にマサラタウンに着いた1人と1匹。

リーラヴたちは研究所に入った。
『わぁ…広い』
チコリータは驚いているようだ。
「あっオーキド博士!」
リーラヴは走ってオーキド博士のところに行った。チコリータはすぐにリーラヴを追った。

オーキド博士は手に3つの丸いものを持っていた。
「おお!リーラヴ君か」
オーキド博士がリーラヴのほうを向いた。そのときだった。
1つの丸いものがオーキド博士の手から転げ落ちた。
「あっ!!」
リーラヴは地面すれすれでそれをキャッチした。
『ナイスキャッチ!』
でも体制を崩してドテッと転んでしまった。
「いったぁ~」
「大丈夫かっ!?リーラヴ君」
「うん。大丈夫だよ…博士、コレ何?」
リーラヴは今キャッチした丸いものを見て言った。
「おぉ。コレは卵じゃ。ポケモンのな」
「えっ!?」
『ポケモンの!?』
リーラヴもチコリータもびっくりしている。
「いつものように研究所のポケモンたちを見て回っておったらな、それが落ちていたのじゃ。
しかも3つあったんじゃよ」
「へぇ~何のポケモンが産まれるの?」
その質問にオーキド博士はため息をついた。
「それがわからないんじゃよ」
リーラヴはキョトンとした。たしかにオーキド博士はポケモンの研究より
川柳のほうが有名だが今までリーラヴが聞いて答えが返ってこなかったことはなかった。
(オーキド博士にもわからないことがあるんだ…)
「それより、さっきは卵を落とさずに済んでよかったの…」
「割れちゃうかもしれないもんね…ハイ、どうぞ」
リーラヴはオーキド博士に卵を渡した。

「ところでそのチコリータはどうしたんじゃ?…あ、学校でもらえるんじゃったな」
「うん。この子と旅することにしたの」
「そうか…で、すぐに出るのか?」
リーラヴは首を振った。
「ううん。まだ全然準備してないの。それに少しトレーニングしてから
 行こうかな~って思ってるの」
オーキド博士はうん、うんとうなずいていた。
「それはいい考えじゃな。そうするといい」
「うん。チコリータ!早速トレーニング開始よ!」
『うん!』
リーラヴとチコリータは走ってオーキド研究所の庭(?)に行った。

「さてと、やっぱり1番いいのはポケモン同士バトルすることだと思うんだよね~。
 …相手になれそうなポケモンいるかな~」
リーラヴは辺りを見回した。
「あ!マリィ!」
リーラヴは池のほうを見て言った。そこにいたのはマリルだった。
『リーラヴ!どうしたの?』
マリィはリーラヴたちのほうに歩いて来た。
「あのねマリィ。ちょっと相手してほしいの。今からこの子のトレーニングするの」
『そっか、いいよ。退屈してたとこだし。はじめまして、チコリータ!
うちはマリルのマリィ。よろしくね』
『よろしく…』
チコリータは少し顔が赤くなっていた。
(こういうのあんまり慣れてないんだな…)
「じゃあ、早速始めよっか!マリィ、チコリータはバトル初めてだから手加減してよ」
『はいはい…あ、チコリータはどんな技使えんの?』
『え!?あ…実はたいあたりとなきごえしか使えないの…』
『えっ!?』「えっ!?」
マリィとリーラヴは同時に声を出した。
『ごめんなさい…』
リーラヴは慌ててフォローした。
「いいのいいの!これから強くなれればいいんだからさ!」
マリィもフォローに回った。
『そうよ!これからこれから!』
『うん…』
「さっ始めよっ!」

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