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プロフィール
シェルテ
平成4年11月20日生まれ さそり座 血液型O型 現在高校3年生 自称ゲーマーなんだけど周りから見たらオタクなのかも…。 基本的にゲーム、アニメ、マンガは好き。 攻略本を読むのが趣味。 好きなゲーム キングダムハーツ、ぷよぷよ、ポケモン、カービィ、どうぶつの森、ファイナルファンタジー、チョコボ、スカイガンナー、クラッシュ、スパイロ、スーパーマリオ…まだあるかも…。 好きなアニメ・マンガ NARUTOとかハガレンとか荒川UBとか… どうぞよろしくですー☆
オーナーへメッセージ

2008年11月24日

No.12 初挑戦!

 ゴクッ 
「いよいよだねっリーラヴちゃん!頑張って!」
「う…うん!」
おつきみ山から戻り再びニビシティ。
そしてリーラヴは今からニビジムに挑戦しようとしていた。

「じゃぁ、開けるよ…」
リーラヴは一度深呼吸をしてゆっくりと扉を開けた。
「すっすみませーん!ジムに挑戦しに来たんですが…」
リーラヴの声は緊張して震えていた。ジムは思ったより暗かった。
それでも岩があることには気付いたが…。 パッ 突然ジム内のライトのスイッチが入った。
それまで気付かなかったが、ジムの中央にはジムリーダーのタケシがいた。

「どっちが挑戦者だ?」
タケシの声はかなり低かった。
「あ、あたしです」
リーラヴはちょっとだけ手を上げて1歩前に出た。
「そうか、オレはここのジムリーダーのタケシだ」
「あたしはマサラタウンから来たリーラヴといいます」
タケシは少し黙り、また口を開けた。
「マサラタウン…どうやらジムは初めてのようだな…だからと言って手加減はしないぞ」
「は、はい!」

「リーラヴちゃん!リラックスよ。頑張って!応援してるから」
緊張して顔が引きつっているリーラヴにロイヤが声をかけた。
「が…頑張るよ」
ロイヤは観客席のほうに行った。
「バトルは2対2のシングルだ。まずオレから出そう…ゆけ!イシツブテ!」
(岩タイプか…)
「じゃあこっちは…ヒンバス!お願い!」
ヒンバスはこの間と同じように寝起きのような顔をしていた。
「ヒンバスか…だがヒンバスは進化しないと水タイプの技は覚えないぞ」
もちろんリーラヴもそのことは知っている。リーラヴはロイヤのほうをチラッと見た。
ロイヤはピィとギャラドスを出して一緒に応援している。
「ヒンバス!いつまでもそんな顔してないで…みんな応援してるんだから!」
リーラヴの声にヒンバスはハッとした。
そして応援してくれているギャラドスを見たとたんボッと顔が赤くなった。
(あ…やっぱりそうなんだ)

「イシツブテ、たいあたりだ!」
イシツブテはヒンバスに向かって突っ込んできた。ヒンバスはそれをなんなくよけた。
「こっちもたいあたり!」
ヒンバスはイシツブテの硬い身体に思いっきり身体をぶつけた。
さらにすぐにまたたいあたりをした。
(気合入ってるなぁ…汗)
「その調子よぉヒンバス!」
ヒンバスの目はメラメラと燃えていた。
『あの子の前で…カッコ悪いとこは見せられない…』
ヒンバスは誰にも聞こえないようにそう言った。
「イシツブテ、いわおとし」
どこからか数十個の岩が頭上に現れた。 ヒュッ そしてその岩がどんどん落ちてきた。
「ヒンバス!あぶないっ」
リーラヴは一瞬ヒヤッとしたが、ヒンバスは岩を確実によけていった。
しかし、その動きはタケシに読まれていた。

 ガッ
『うわぁっ』
ヒンバスは地中から突然現れた岩にはさまれて動けなくなった。
その技はがんせきふうじだった。ヒンバスの上からたくさんの岩が落ちてきた。
「ヒンバスー!」
効果はいまひとつ…とはいったものの、かなりのダメージを受けてしまった。
しかもこれでは攻撃をよけることができない。
「これで終わりだ。イシツブテ、たいあたり」
(マズイ!もうヒンバスはほとんど体力が残ってない!…あ!)
イシツブテはどんどん近づいてくる。10m…8、 5…
「ヒンバス!じたばた!」
それを聞いたヒンバスはすぐさま行動に移した。ヒンバスは無我夢中で
とにかくじたばたしまくった。 ビキィ すると岩にひびが入った。
「な、なにぃ!?」
 バキンッ そして岩は勢いよく割れた。
さらにそのじたばたにイシツブテを巻き込むこともできた。
 バタッ そしてイシツブテはそのまま倒れてしまった。
「ヤッタァ!」
リーラヴはガッツポーズをした。
「よくやったわ!ヒンバ―」
リーラヴがそう言いかけたとき、ヒンバスは倒れてしまった。
「十分ギャラドスにはアピールできたんじゃない?さっ、ゆっくり休んでね」
リーラヴはロイヤたちには聞こえないようにそう言い、ヒンバスをボールに戻した。

「勝負はまだこれからだぞ」
タケシもイシツブテを戻し、別のモンスターボールを出した。
「ゆけ!イワーク!」
ボールから現れたのは巨大なイワーク。リーラヴはチコリータを見た。
チコリータは何も言わず、コクリと頷いた。
「やるわよ!チコリータ!」
『うん!』
チコリータはリーラヴの前に立った。リーラヴから見てもイワークは巨大だ。
だが、チコリータにしてみればさらに巨大に見えるだろう。チコリータはゴクッと息を呑んだ。
チコリータVSイワーク
先に倒れたほうが負けである。

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